Facebookで見つけた人物を、執念でInstagramで見つけ出した。鍵アカだったが、執念でこじ開けた。
中には私が知りたかった情報がたんまり。手を震わせながら投稿を遡ったわけだけれど、ちょっとホッとしてしまった。
なんでって、彼と付き合い始めてもなお元旦那とのウェディングフォトを消していなかったし、人物こそ写ってないものの、デートした写真が載ってたから。
彼に別れを告げらるとセフレを志願するくらいの女だから、よほど彼に執着してたんだろうと思ってたけど、どうやらそういうわけではないかもしれない(体の相性は良いと思ってたのかもね)。
しかしねぇ、旦那と手作り感満載の盛大な結婚式を挙げて、ずっと中学生みたいなピュアな気持ちのままラブラブな生活を送ってたようなのに、「旦那さんを大切にする1年にする💕」と意気込んでたのに、その1年後にはほかの男に出会って、その人と付き合うために離婚するなんて。
まぁ、こういうことを考えると、よほど彼がよかったんだなぁとまた思うのだけど。
彼も彼で、自分のために離婚までしてくれたとか、この年で独り身なのは可哀想(年上女だった)だとかで「情」で付き合ってたと言うけど、見た目は普通に愛らしいし(私とは全く異なる系統)、角度によっては有村架純に似てるし、多分いつも明るくニコニコしてる人だったろうし、性格もさっぱりしてて、友達もいっぱいいて、みんなから愛されるタイプで、きっと最初から「かわいいな」と思って付き合ってたんだろうと悟った。嫌なところが目につきながらも3年も付き合ったのは、情なんかじゃなくて、愛おしかったからだと悟った。
私に本音を言えるわけないよね。わかってるんだよ。でも聞きたくなっちゃうんだよ、本音を。
三十路を過ぎてこんなにぐちゃぐちゃした感情を持つことになるとは思わなかった。